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春宵一刻値千金

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=====「普通郵便」で発送いたします===== 「春宵一刻値千金」 作曲:小笠原幸子 演奏:小笠原幸子 視聴(YouTube)動画はこちらです↓ https://www.youtube.com/watch?v=t9HP-RokP9o 01 SCOOOOOOOOP! 02 かささぎ 03 ふくろうの鳴く森で 04 子守唄(揺りかごの中で) 05 秒針(DryMixedVersion) 06 ONUMA HOLIDAY CAMP 2019 07 花冷え 08 紫苑(君を忘れない) 09 会えたらうれしいな? 10 春宵一刻値千金 11 Theme of "The Art Of the Rough Diamonds" (解説) 故事ことわざ辞典によりますと…「春宵一刻値千金」とは、 「一刻」はわずかな時間の意味で、昔の一時の4分の1、約30分。「千金」は千両・大金の意味。「値」は本来「直」と書く。蘇軾の詩『春夜』に「春宵一刻直千金、花に清香有り月に陰有り、歌管楼台声細細、鞦韆院落夜沈沈(春の夜の趣には千金の値打ちがある。花は清らかな香りを放ち、月はおぼろに霞んでいる。夜になるとそれまで高殿で歌や音楽に興じていた人々の声も静まっていき、中庭のブランコに戯れる人もなく垂れて、夜はしんしんとふけていく)」とあるのに基づく。 函館という場所で、東京住まいの私が何故かJazzLiveを何度も開くことになりました。不思議なご縁です。唯一繋がりがあると言えば、親友がそこに住んでいたというだけです。函館の地元の人々に助けられ、私のジャズピアノライフは始まったのです。その頃から作り始めていた曲たち、そして2019年から手探りで始めた作品づくり。これらの曲を集めてCDに納めました。2019年10月27日M3というイベントにて初お披露目となりました。 1.SCOOOOOOOOP! この曲は、2019年4月から作り始めたDTM自作曲の第一号でした。スクープを撮ろうとカメラを構える記者、そういうテイストの曲です。JAZZ FUNKっぽい雰囲気が出れば良いなと思いながら、試行錯誤しました。スネアがタタタタと連打するところは、連続シャッター音のイメージでした。メロから作った曲でしたが、当てはまるコードを探すのにかなり苦労しました。 2.かささぎ クロード・モネという印象派の画家がいます。上野の美術館でたまたま吸い寄せられるように見つけた一面雪景色の絵画「かささぎ」。かささぎという鳥は、日本では別名カチガラスともいうようです。銀世界の中に1点黒光りするカササギ、その絵画に描かれた氷や氷柱、雪の結晶が太陽光を浴びてキラキラと反射する様を描きたくて作りました。函館のJazzライブで披露した曲です。 3.ふくろうの鳴く森で 作った曲を書き留める「作曲ノート」がわりにnoteというWebサイトで1分程度の曲を毎日更新していた時期がありました。その作品群の中でもっとも自分が気に入った作品をPickUpしました。何も奇をてらったことはしていないメロディーですが、安心感があって好きです。 4.子守唄(揺りかごの中で) SNSがなくてはならない時代になりました。私が日頃良く利用するTwitterでは、一人子育てに奮闘する女性の姿がありました。「息子よ、寝ろ〜。息子、寝ろ〜」と呟く彼女。彼女の努力は並大抵ではないことでしょう。疲れ切った彼女を寝かせてあげたくて、息子さんが寝てくれて、彼女も静かな眠りにつけるような曲をプレゼントしたいと思い、書いた作品です。 5.秒針(DryMixedVersion) 「秒針」という曲は、10年以上昔に書いた曲なのですが、Web配信の際のリスナーさんからとても支持されていて、何度もリクエストをいただきます。函館のライブで演奏した時は、BOSSA風だったので、それをDTMで再現しようとしたのが本作です。元はしっとりとしたピアノソロなのですが、リズミカルな「秒針」も楽しんでもらえれば良いなと思います。 6.ONUMA HOLIDAY CAMP 2019 函館で友人になってくれた方が大沼JAZZフェスのVTRの作成をされていて、そのVTRに私の即興演奏を併せてくれました。VTRを拝見し、大自然の中人々が一つの催事に心を込めて取り組む様に心打たれたその瞬間に即興で8分近くの演奏を行いました。魂を込めた演奏ができたように感じています。函館の方々への最大限のリスペクトと親しみを込めて贈ります。 7.花冷え 4月の末にとても寒い日がありました。バンドSeamless Soulのリハーサルの日で、あまりの季節外れの寒さに面白おかしく思い、この曲を思いつきました。モンクのような(というと失礼ですが)変わった曲が書きたくて、コード進行にひねりを加えるように頑張ってみました。調子っぱずれのトロンボーン、壊れたピアノが春先の「花冷え」をからかっています。函館のJazzライブで披露した曲です。 8.紫苑(君を忘れない) 「花冷え」の解説に登場するSeamless Soulというバンドで、トロンボーンを吹いていた友人が闘病の末、天に召されました。素敵なご家族に囲まれた快活な男性でした。いつも「おぎ〜、おぎ〜」と私の事を可愛がってくれて、私はいつもバンドで居心地良く過ごし、また練習に励む事ができました。紫苑という花の花言葉は、「君を忘れない」、Bill Evansの名曲、Waltz for Debbyにも負けない良い曲を彼のために書こうと意気込んで作った三拍子。小さな娘さんが彼の周りをぐるぐると周って楽しそうにしている様を想像で描いたものです。函館のJazzLiveで披露した曲です。その日、遠路はるばる東京から私には黙って駆けつけたSeamless Soulのギタリストが聞いてくれてとても嬉しかったです。 9.会えたらうれしいな? 函館ライブをこなし、東京に帰宅した時に、とある人物から「曲を書いて」と宿題が出ました。早く書き上げたかったのですが、アレンジがまとまらず、CDの締め切り間際になって慌てて付け足したため悔いを残した状態での作品発表となってしまいましたが、もう一度アレンジにチャレンジしたいなと思っている作品です。函館に旅立つときにワクワクした気持ちを曲にしてみました。 10.春宵一刻値千金 ITの仕事をしていた際、中国籍の技術者と何度も仕事をしました。私のチームにいた彼らは私に楽しそうに中国語を教えてくれました。それで興味を持ったのが中国の故事でした。春の夜、眠くてまどろみそうな幸せな瞬間を、メロディーとaugのコードで表現してみました。函館のJazzライブで披露した曲です。 11.Theme of "The Art Of the Rough Diamonds" NPOアート・オブ・ザ・ラフダイヤモンズが、海を渡りアメリカのワシントンDCの日本大使館で展覧会を2ヶ月半に渡り開催することになったため、それに見合う曲を提供して欲しいという依頼があり、この曲を提出しました。CDに納めて全体を見渡した時、自分自身が一番作りたい作品ってこういうのじゃないのかなと改めて認識したものでもありました。オーケストラの曲が書きたいと子供の頃から思っていましたので。大使館でこの曲が流れた時、その現場に居合わせた友人が感激してくれていたと聞き、私もとても嬉しく思います。

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